DRYMISTATその後

ドライミスタットの準備が整ったところで、どのような作用があるのか確認しました。
密封できる容器に入れて様子を見ます。ボヴェダではこの容器の中で70%を保っていたので、同じ条件と考えました。


室内の67%からスタートです。数時間後に様子を見てみると78%で一昼夜経過後は88%に。。湿度計はキャリブレーションし、現在は+1%で読んでいます。
放湿だけなので、この結果は予測していましたが、ここまで上がるとは思っていませんでした。

プラスチック容器なので湿度も溜まる一方なのでしょう。左が蓋を閉じる前で、右が閉じた後です。

 

 

ここで、液漏れなどがないことを確かめて容器からレザーケースへ移しました。湿度計がケースに入らないので、細いタイプに交換しましたが、傾向はわかると思います(最初からこちらを使うべきでした)。

閉じる前は55%~57%でした。

 

 

閉じて、6時間ほど経ってから確認すると65%で、その後6時間ほど様子をみましたが65%から変わりがなかったので、観察を終えました。

65%
65%で落ち着いています

 

室内の湿度も結構変化していると思うので確信は持てませんが、ケースから湿度が流れて、その分をドライミスタットが補填している感じです。

ただ、夏場のように室内の湿度が高い時はどういった結果になるかはわかりませんが、今の季節は大丈夫そうです。

また、湿度があふれ続ける感じがしているので、密封容器では具合が良くなさそうです。使うのは木製のトラベル・ヒュミドールやレザーのものにしておくのが無難のような気がします。

このセットを使うときは短時間の外出や長くても1泊程度が良さそうですね。

宿泊数が増えれば、そのときはハードケースにボヴェダでしょうか。

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