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La Esception / Don Jose Time spent 60’56” MON 25 JUL 2016

カットの感触はやや乾燥を感じた。乾いた切り味。ラッパーはうっすらとオイリーさを感じられる。
コールドドローはかなり軽め。
若草的なグラッシーさ。鼻腔の奥に残り香を感じる。

ナッツの甘さの直後にほんの僅かに渋みを伴うトースト感が現れ、繰り返された。
気にせず吸い込んでしまうと、雑味が強まった。煙はシルキーなものの、味わいは吸い方にかなり左右される。
ドローの軽さも影響している気も。

軽い2、3秒の吸い込みで充分。
甘みが蜜味に。かなり甘く、パンチの甘さとは異なる。その甘みの外郭には柔らかいハーブが。
強いと聞いていたものの、荒々しい強さは感じられず、オヨの味わいを深くしたような上品な強さを感じる。

フルフレーバーではあるものの、柔らかい丸みを帯びて、ドライフルーツのように甘く、喫味はとても良い。常に均等に燃え、造りの良さを窺わせる。

中盤での後味はアーモンドの香りとその甘み。
喫味は干草のようなグラッシー感。

ボディは軽めで、薄味に感じられる。

リング間近からは強いタバコ感が。
けれども深みのあるほろ苦い、旨味を伴うもので甘みも混ぜられた統合感がある。
乾いて掠れたような渋み。雑味ではなく味わいがある。

昔に味わった、そして時々思い出していた懐かしいシガーの香りである。

2016-07-25-03-06
La Escepcion / Don Jose ~ラ・エスセプシオン(ラ・エスセプションドン・ホセ~

これはそれに甘みが足されている。

 

Rockey Patel “Tabaquero” Hamlet Time spent 1’46″41 WED 06 JUL 2016

2016-07-06 12.37.18
Rockey Patel “Tabaquero” Hamlet ~ロッキー・パテル”タバクェロ”ハムレット・サロモン~

コールド・ドローは軽く、酸味のあるカカオのアロマ。フットの面積は狭いものの、ドローがとても軽い。ラッパーには軽く油分を感じ取ることができ、少し厚みを感じる。

スタートはドライな舌触りからでハバナ出来ない蜜の甘みから芯を引いて仄かなビターさを加えたよう。
煙のキメがざらついたものから、次第にキメの細かいものへ。
喫味はとてもライトで鼻腔奥では香ばしいアロマとピーナッツのようなコクが。
灰の日々はとても細い。
最大径に差し掛かると煙量が十分なくらいに。口づけのようなパフで充分。
あっさりとしたハーブに澄んだ味わいで、良い部分の上澄み。僅かにミントの香りで、爽やか。
味わいの傾向はフエンテOPUS Xのような上品さを感じる。
2cm強で灰の自然落下。
ライトな喫味でボディはミディアムに思えるが、煙に若干棘を感じるかもしれない。

しばらく変化が収まっていたものの、約1/3程進んだ辺りからふとカフェオレを感じる。
少し間を置いてウッディなアロマ。
サロモン故変化の波もおおらかであり、ロブストやトロであればもっと変化を味わえるのではないだろうか。
サロモンはオットマンに脚を任せ、ゆったり楽しむのが良い。
鼻腔に残る後味がとても良いと思う。さり気ない残り香。
チョコをつまみ、何度か煙を楽しむと、少しグラッシーさが立っていた。

今度は灰を折ってみた。ややしっかり目のホールドで軽い抵抗を感じた。
今は、ロブスト位の長さである。

偏燃えの兆しが見られても、早めの対処で簡単に戻る。
少し酸味を伴うタバコ感がちょっとしたアクセント。
そののちには、乾いたアールグレイ。
セカンド・リングまで来たので灰を落としリングを外す。その後にリキュール的な揮発感が現れた。
ファースト・リングを外す。

舌先や唇にピリピリと感じることはなく、非常に穏やかで、リラックスさせてくれる。
僅かにニコチンの風味が現れ、気になるほどではないが僅かに雑味を感じるようになったので、終了。

非常に穏やかで、軽い喫味なのでリラックスに最適。味わいは上品で悪くはないが、やや物足りなさも。

 

La Casa del Tabaco / La Casa del Tabaco cigar  Time spent 1’25″44  MON 16 NOV 2015

2015-11-16-09-19
La Casa del Tabaco / La Casa del Tabaco cigar

新作のサンプルとしてベルギーのKnokkeから頂いたオリジナルシガーで新展開のラインだそうだ。

エイジドのキューバン・タバコ50%、ニカラグア・タバコ50%をホンジュラスでハンドロール。
サブライムで、綺麗なシガー。
ラッパーはコロラドで上品な明るさ。起毛は柔らかく均等に揃っている。葉脈は固く突起になりシガーのフットからヘッド近くまで伸びている。
シダーの香りが僅かに残りスパイシーでシガーそのものの香りも軽く香ばしい。フットからの眺めはしっかりと束ねられたフィラーだと語りかけてくる。

コールド・ドローでは酸味とスパイシーさを感じる。ドローも良い。

柔らかく艶のある煙からスタート。
グラッシーな味わいだ。とても軽やかだが、上品な風味。燃えもベストな状態といえよう。
主張が強すぎず、適度な香ばしさが残り、安心感がある。
新緑の草原、ピーナッツの香ばしさと仄かな甘味。
灰は折ると抵抗を感じる硬さ。
ヨーロピアンの好みの軽やかさか?軽やかさを感じるが浮ついておらず、味わいは芯があって好ましい。
寝起きや午前に適している。

ボディを感じることはなかったが、残り4cmあたりでタバコ感が。中盤では片燃えし、そこからラッパーだけが燃え残ることがしばしば。ラッパーとフィラーの一体感がない。ラッパーと燃え始めると甘味を感じるようにもなった。

全体を通じて穏やかなシガーだった。

午後に紅茶をいれた。
立ち昇る香りを鼻にして、これだとはっきりと確信した。
スタートから一貫して感じていた「何かの香り、緑茶に近いがそれではない」のは紅茶だった。セイロンティーだ。

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