この日は青山の知人に会うのが目的だったのですが、六本木で開催されているマリー・アントワネット展へ脚を伸ばしてきました。生涯にわたって所縁のある品々が展示されており見応え十分なものでした。
その後新国立美術館でダリ展があることを知り、迂回してそちらにも。計らずとも大人の遠足になりました。
マリー・アントワネットの部屋は撮影が可能でしたので記念撮影。マリーにお呼ばれした気分でご覧ください(笑)
マリー・アントワネットの時代のシガーはどんなものだったか興味が湧き調べて見ました。
18世紀のシガー事情ですね。夜な夜な遊びに出かけていたマリー。きっとシガーも楽しんでいたように感じてやみません。
マリー・アントワネットの生きた1755年11月2日から1793年10月16日という18世紀のヨーロッパとフランスにおけるシガー事情をThe Ultimate Cigar Bookで調べてみました。
1731年にスペインで”Royal Manufacturers of Seville”という会社が設立され産業が発展していったようです。オランダの交易会社の助力もあって1750年にはオランダを経てロシアに発展したそうです。ロシアのキャサリン2世ことエカチェリーナ2世は指が汚れないようにシルクのシガーバンドを用いていたことは有名ですね。
イギリスでは1763年にキューバを1年間占有した時にキューバン・シガーがもたらされます。
フランスは1803年にナポレオン軍がスペインを占有した際にキューバン・シガーと出会いを果たしますが、これが初めての出会いであったではないようです。1793年にイギリスとの戦いの際にオランダの船舶が寄港しておりことの時の荷積みがシガーだったそうです。
マリー・アントワネットが刑死となった年のことでした。
それでも、マリーがどこかしらから手にして少しは嗜んでいたのだろうと想像は巡ります。。(そうであって欲しいかも)。
話題は変わりますが1900年代前半にマリー・アントワネットを冠したシガー・ブランドのボックス・アートもチラホラ見つけました。
詳細は分からないのですがおそらくこのブランドが発売されていた当時(右下の日付からは1910年4月3日と読めますね)の風景写真にマリー・アントワネットのブランドの広告が写り込んだりしています。
また数ヶ月ほど前にはリアーナがマリー・アントワネットをテーマに撮影していた画像も。
リアーナは以前ご紹介した、シャキーラとの共演PVでも、共にシガーで演出していましたね。
その時はトルペドでしたが今回のマリー・アントワネットに扮した姿では細身のシガーを(チコス?)。
マリーらしくエレガントなチョイスではないでしょうか(笑)
マリー・アントワネットは現代でも生きていることを確信しています。
さて、前回はラ・グロリア・クバーナのER2015のグロリアスを手にしたことを書きました。
その後です。
結局、チャンスがありドイツから購入したのですが、購入しそびれた際に懇意にさせていただいているところへ泣きついたところ「あれ、もう直ぐここに届くよ、楽しみにしててね」とメールを受けました。数日後には「届いたからね!」と連絡が。それから4日後には私の手元へ。
このERは25本入りだと思っていましたがリリースされると10本入りだと分かってから少し寂しかったのと、せっかく入荷してくれたことに感謝も含め改めて一箱をお願いした次第でした。
因みに、その後ドイツのサイトを見るとボックスでは品切れとなっていました。
というわけで、安心して火を灯すことが出来そうです。前回のボックスのシリアルは0463/6000でしたが今回は1660/6000。