4つのR

秋も深くなってきて冷たい風が染みるようになりました。日差しの強い時には日向ぼこりをしながらシガーを楽しめるのですが、やはり屋内喫煙の方が良い燃え方をするなと実感している今日この頃です。屋外だと風があるので、とんがりがちになってしまうのですよね。

それはさておき、昨日まで、少し忙しい時期でひと月ほどオンラインショップの確認を怠っていました。お知らせメールを登録しておいたから、欲しいものが入荷すればその時に確認すれば良いと思っていたのが失敗のもとだったのです。。。。

 

一つ目のR。Regret, 後悔。。

昨年から待ち焦がれていたラ・グロリア・クバーナのレヒオナルでグロリアスというものをずっと待っていたのですが(アルメニア、ドイツですね)、ドイツのショップを毎日欠かさず確認していたものの、ドイツだしそれなりに数はあるだろうという安心感とお知らせメールに登録していた安心感からか、ここしばらくはご無沙汰しておりました。。。昨日、ふと気になって見てみると登場しているではありませんか。しかも赤文字で『残り2本』。

ボックスはもうないようでしたしたし、シングルでも赤文字表示にも関わらず売り切れ状態。お知らせメールが機能していなかったのか、登録さえできていなかったのかわかりませんが(その他のシガーについてはしっかりと機能していたのですが)、とにかく逃してしまったわけです。

もしかして準備のために画像をアップしただけでは?と少し期待しながらメールで尋ねると、「シングルもついさっき売れちゃって、在庫はなくなったよ、残念」との返信が。。。。

 

二つ目のR。Raisins Work, レーズン・ワーク。。

そんなこともあり、しばらくポジティブになりたいと思っていたので、何かないかと調べていると

『レーズン・ワーク』なるものを見つけました。ようは一粒のレーズンをじっくりと観察して、最後の一粒、最後の晩餐と思いながら噛み締めながら味わい、その風味や味わいをレビューし記録に残すというもので、これを続けることで普段見過ごしがちな「気づき」が養われるそうです。やってみようかなと思ったのですが、シガーでやっていることと同じでは?と感じたので、シガーを。。

 

三つ目のR。Robaina。。

それで選んだシガーはロバイナのウニコ。好きなシェイプです。

レーズンワークの要領で、味わうこととしたのですが、もうあらゆる要素が絡み合っていて、これといった際立ちは見られず、とてもまとまりのある良いシガーでレーズンワークなどどこかにいってしまい、その甘美さに酔いしいれていました。こういった複雑さというか、雄大というか、そんなシガーが好きです。

robaina_unico
ぐらっシーでもあり、トリュフのようなアロマでコーヒー豆も感じる柔和で雄大な味わいでした

 

4つ目のR。Reservation, 予約。

やはり、クバーナの後悔は後悔しきれません。何かできることはないかなと考えていると、頼るということに気付きました。頼れるところに頼って、それでダメなら仕方ない、ということです。駄目元ですが、懇意にさせていただいているショップに一言メッセージでお願いするとすぐに「わかった!探すよ、ストックが入ったら知らせるね!」ととても暖かいお返事をいただけ、一安心。人との関わりの暖かさを改めて気付き、優しさに触れることができました。

レーズンワークの効果があったのかもしれませんね(笑)。

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